Sophie Calle「限局性激痛」
Jan 5(sat) 〜 Mar 28(Thu) at Hara museum
パリ生まれのソフィ・カルは、1998年のテート・ギャラリー（ロンドン）、2003年のポンピドゥー・センター（パリ）など、世界各地で個展を開催してきた。本展では、1999年に原美術館で開催された個展「限局性激痛」をフルスケールで再現。
「限局性激痛」
限局性激痛とは、身体の狭い範囲を襲う鋭い痛みや苦しみを意味する医学用語である。彼女はこの言葉を自らの失恋体験になぞらえ、痛みや治癒を写真と文章で表現・作品化した。
二部で構成される展覧会
第１部：「人生最悪の日」までの出来事を、最愛の人への手紙や写真でつづる。
第２部：自身や他人の不幸な話をシェアし、心の傷を癒していく過程が、写真と刺繍によってつづられる。
本展と同時期に東京・銀座のギャラリー小柳（2月2日～3月5日）、六本木のペロタン東京（2月2日～3月11日）でも個展の開催が予定されている。彼女の作品や世界観に浸るまたとない機会を、お見逃しなく。
▽Information
開催日時：2019年1月5日 (土)〜3月28日(木)
会場：原美術館 東京都品川区北品川4-7-2
時間：11:00〜17:00（水〜20:00）※入館は閉館の30分前まで
休館日：月（ただし1月14日、2月11日は開館）、1月15日、2月12日
料金：一般 1100円 / 高校・大学生 700円 / 小・中学生 500円
※学期中の土曜日は小学・中学・高校生無料
