REFORMATION(サステイナビリティをブランドコンセプトとしたECサービス)ファッションテック企業_FASHIONTECH
ファッションテック企業のLYMI, I...
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REFORMATION(サステイナビリティをブランドコンセプトとしたECサービス)ファッションテック企業_FASHIONTECH

ファッションテック企業のLYMI, Inc.は、「REFORMATION」を運営している。REFORMATIONは、サステイナビリティをブランドコンセプトとしたECサービスである。

2009年にアメリカ・LAで創業したREFORMATIONは、サステイナビリティをブランドコンセプトとしていることや、テイラー・スウィフトやメーガン妃など有名海外セレブなどが着用していることなどで注目を集めている。

REFORMATIONは以下のような特徴がある。

1:Ref ファイバー規格

REFORMATIONの公式サイトによると、「ファッションの持続可能性への影響の約3分の2は、服が実際に作られる前の原材料の段階で起こる」という。そのため服が形作られる前の段階で登場する繊維の選択は、環境問題や持続可能性を鑑みてとても重要なものだと当社は考えている。

その繊維の選択を可能な限り総合的なものにしようと試み、水の投入量、エネルギーの投入量、土地利用、環境毒性、温室効果ガスの排出量、人体への毒性、入手可能性、価格などを考慮した「Refファイバー規格」を設定した。ここではマイクロファイバーの抜け落ちなど、衣服のケアへの影響も考慮している。

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【5つのカテゴリー】

A:急速に再生可能な植物由来の天然繊維で、循環型の可能性を秘めた繊維
B:一般的なものよりも優れている繊維(ほとんどが天然繊維またはリサイクル)
C:より一般的に使用されている繊維よりも優れた代替品だが、革新的ではない繊維
D:認証を受けていない場合は使用しない繊維
(有機栽培などの原料栽培、動物愛護、トレーサビリティー、湿式加工の認証が必要)
E:環境や社会的負荷が大きすぎて、当社の持続可能性の基準を満たさない繊維
(特定の生地の構造や性能に必要な場合にのみ使用し、10%未満の使用を心がける)

当社の目標は、製品の75%にA&B繊維を使用することである。※繊維規格の詳細についてはこちら

2:環境問題を考慮したこだわりの繊維「テンセル™リヨセル」

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オーストリアのレンチング社が製造するテンセル™リヨセルは、再生セルロース繊維で、綿とほぼ同じ特性を持っている。再生可能な木質材料から作られたレーヨンの一種である。

テンセル™はユーカリの木から製造されており、テンセル™繊維1トン分の木を育てるのに必要な面積はわずか2分の1エーカー。コットンの場合はその5倍以上の土地が必要で、それに加えて良質な農地でなければならないが、テンセル®は農薬や殺虫剤を使わずに生産が可能。またユーカリは灌漑が不要で、水の使用量も格段に減らすことができるという。

テンセル™はクローズドループ生産プロセスを採用しており、無害な溶剤の99%以上が排水として排出されるのではなく、回収されてシステム内で再利用される。※テンセル繊維の詳細はこちら

 

以上がREFORMATIONのおもな特徴である。ストアも展開されているが、現在新型コロナウイルスに対する健康や安全を優先するために、店内サービスの変更に加え、清掃の強化と社会的距離の維持を目的とした新しいプロトコルを導入した。ストアについてはこちらをご覧いただきたい。

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source: https://www.thereformation.com

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