株式会社アロマビットが運営する「aroma bit(アロマビット)」は、世界初の”ニオイを可視化する”サービスである。同センサーを用いたスマートラベル発行サービス「aroma code(アロマコード)」も合わせて運営中だ。
・それぞれの香りが「文字」になる
アロマビットが開発する小型ニオイイメージングセンサーは、従来から存在する特定物質を検知するガスセンサーとは異なる。さまざまなニオイを、生物の嗅覚のようにセンサーに入力すると可視化パターンが出力される仕組みになっており、大変ユニークなサービスとなっている。
・可視化できる香りの可能性は無限大
センサーで感知し、文字化されたニオイの情報は、同社が開発・運営する「aroma code」でのラベル発行が可能。またECサービス等のオンラインでは伝えられなかった、商品の『顔』である香りの情報が本サービスにより可視化されるため、大いにユーザーの購買機会の増加や選択・判断の手助けとなるのではないだろうか。
また昨今では、食品や日用品・ロボティクス・モビリティ・ヘルスケア・アグリカルチャー・マーケティング・産業用途などの広範囲な市場で本サービスが必要とされ始めている。「ニオイ」というコンテンツはデジタルと程遠い場所にあったように思うが、これだけ多くの市場で需要が生まれているのだから、もうそんな思いは杞憂であることがわかる。
ちなみに「aroma code」を実用している一例として、愛媛県に酒蔵を構える山丹酒造(株式会社八木酒造部)では、販売する日本酒のラベルに「aroma code」を記載している。コードを付与すれば、そちらを基準とした商品検索が可能になるため、ユーザーが商品を選択する際にも十分に役立つ。
ニオイが可視化されれば、香りで勝負するあらゆる商品に対するデジタルでの購買機会がもっと増えるのではないだろうか。
source: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000025562.html